第2回公演

大怪獣サヨナラ

2008/06/19~2008/06/22

明石スタジオ

山本健介

伊神忠聡(国道58号戦線)、伊藤淳二、片飛鳥、奥野亮子
小野真実(劇団イケメニアン)、清水穂奈美
福田翔人(劇団競泳水着)、相馬加奈子(カナデコトビート)
山本美緒、横山翔一(お前と悪戯酒)、善積元、渡辺いつか

舞台美術:泉真 舞台監督:八重樫慶 照明:板橋由香利 音響:楠瀬ゆず子(Sound Cube) 制作:伊藤静香 宣伝美術:サノアヤコ 衣装:ヴィヴィアン・ミネストウッド web:きだあやめ(elegirl label) 協力:あかなし

よかった。
これでもう二度とサヨナラをいう必要がない。
これでよかった。本当によかった。

「私たちのいた学校のそばには、自衛隊の臨時滑走路があって、
何かがあると飛行機が爆音で飛び立つ。だから、すごくうるさい。」

生徒のいない教室で、二十歳を過ぎて高校の制服を着た人々が集まるが、何もしない。

窓の外を眺めれば、東京が壊滅していた。
怪獣が出没した。学校はあさってから避難所になるという。

彼らにとってそれは、ほとんど関係がなかった。
というか、登場人物全員にやる気はなかった。

「飛行機の音がうるさい。私たちは、窓を開けることができない。」