人生に価値は無いと思っている。ゼロだ。誰しもの人生に平等に価値なんかあるものか。
人生は夏休みに似ている。
ほどほどにタスクもあり、それなりに自由だ。タスクをシカトしてもいいし、自由を無為にしてもいい。まあ時間があるなら有意義に過ごそうかな、となる。
そこで、有意義とは何かということになる。
楽しきゃいい。
俺が嫌だったのは、昨日楽しんだ遊びを今日もやること。同じルールでやってもしょうがないのだ。
楽しさは、アップデートがあってこそだ。
楽しさのアップデートが資産というのは一つの正解で、それはそれで尊い。まあそれだけじゃない。結局、夏休みで何を成し遂げるか、何が価値かは自分で決めるしかない。
お師匠と呼べる人が少なくとも僕には2人いて、彼らは傍目に楽しそうに生きてる。彼らは負荷をぶちのめす手応えを知っている。だから楽しそうなのだ。
さて、俺は俺で負荷の中にある。
ただ、幸いにしてゴールデンハンドカフを課されていない点はラッキーだ。それを避けてきた。嫁も俺にゴールデンハンドカフを課さないタイプなのでありがたい。なんとなくだけど、男女問わず好きになるタイプの検討がついてきた。一般的な視点で「バカ」の部類に入ってしまうような人が好きだ。
ちゃんと物差しがある人は、一般的には変な判断をする。「何で?」とインタビューされてしまう。何でもクソもない。そういう判断基準だっただけだ。俺は、その物差しが気になる。教えてよーってなる。
合理的に考えていくと、人生にも世界にも価値なんてゼロでさ、もしそれに価値を与えるものがあるとしたら、結局物差しの当て方でしかない。面白い物差しを持ってる奴が楽しく生きるだけだ。
物差しの見せ合いをしたい。そんな気持ちで今日も人と出会いたい。