順風は吹いてる。それでも苦しいこともある。自分が自分でいるためにモノや他人が必要だなんて、馬鹿げているけど、それが我執でそれが人だ。まだまだ大人への路は遠い。
自分でいるためにいろいろな言葉を飲み込んだり吐き出したりしているけれど、そもそも自分の思う自分こそ幻想だ。音楽は、自分自身の波動性を思い出させてくれる。自分がただ素粒子の集合体で、感情と同じように形を伴わないままただ流動していくものだと感じさせてくれる。思考が甲殻を持つ前に、DJは次の曲を用意してほしい。


こころは簡単に角張って齟齬を生む。丸みを帯びるのを待っている。