向上心ならある。
追い風のように、好奇心も持ってる。
10代の頃のどんぞこのコンディションだった自分でも、いい点数をくれるだろう。一生生きてくという覚悟だけはついた。幸福になるという覚悟もついた。
一生にはそれだけで十分なはずで、自分自身そこに満足していればよかったのに、最近問われてるのはつまり
「向上していく覚悟はあるか?」
ということ。
「一生向上し続けていく覚悟はあるか?」
ということ。
感動はひとつの獲得で、感動の数だけ人間は磨かれるんだと思う。
ただ、日常生活のいたるところに感動は転がっているので、なにをしなくとも人間は成長することができる。
そこにもっとハングリーになれるか?
もっと貪欲に追求できるか?
結局、そういうことが問われてるんだと思う。
そういう時期だ。
向上の方向まで決まった人間はもうほぼクリアだ。
飢え続けるのは苦しいことだし、怠けることはいつだってひとつの快楽だ。
それでも、勝ちに行きたいならそうと決断するべきだ。
こんな文章書く時点で自分の中でほぼほぼ答えは出てるのだけど。
もうすぐ28になります。
しばらくイースタンユースいっぱいきく。
覚悟のススメも読む。
そういう切っ先を突きつけてくれる人間が近くにいることはほんとうに幸せなことなんだと思う。
ありがとうとしかいえない。
後手にバタンとドアを閉めて
もう後には退けないなんて
分かり切った事さ
生まれたくて生まれたんじゃないと
拗ねて世界に唾を吐いて
楽になったか?相変わらずさ
風が人々を
連れ去るのを見てる
気付かないふりで
長く変わらない信号を待っているトンネルを抜け切ったと
思ったらそこは真夜中だった
一切合切、終わりか?
終わりでも何でも構わない沸点は掌に
沸点は首筋に
沸点は足の裏
それだけがある
沸点は青い空
沸点は白い雲
沸点はビルの影
汗に塗れている消えるから良いんだ
口笛も、面影も、だから今日もここに立って
嘘と真実の風の中で
悪あがきを続ける
だから今日もここに立って
肩に降り積もる月明りで
孤独を研いでいる漸く夜が明けたと
思ったら辺りは砂漠だった
ここらで旅路も終わりか?
道なんてどうでも構わない沸点は掌に
沸点は首筋に
沸点は足の裏
それだけがある
沸点は青い空
沸点は白い雲
沸点はビルの影
汗に塗れている