否定遊戯

■ 問:次のうち仲間外れはどれ?

未、不、非、無

という問題を考えてみた。

この手の問題には、全パターンの正解を考える習慣がある。
大概の問題は捉えかた次第で全部正解になるからだ。

思えば得意げにこの手の出題をしてくる奴を心で馬鹿にしていた。

「お前の価値観のものさしはその程度か」

と暗に伝えるためにそんな習慣がついた。
小さいころつまんないことで仲間外れにされることが多かったのも理由にあるかもしれない。
今日はこの問題の正解を4通り考えてみた。

正解:未
→画数が奇数
→「常」が付かない

正解:不
→てっぺんが平ら

正解:非
→中心を通過できる

正解:無
→四角形がある

こんな案配だ。

個人的には
・未は唯一時間の概念を伴う
・未は漢文を訳したときに2単語を伴う
・未は「常」がつかない
というような答がまあまあ好きだ。

・無は有の概念を前提としないでも成立する

というのもある。
他は「有がない」という概念なのに「無」は「ない!」という毅然とした成立することができる。

この「無」の魅力に最近惹かれまくっているので、それついては後日長々述べたい。

・未だけ画数が奇数

とかもいいな。

■ 問:理由をつけて並べかえろ

未、不、非、無

という問題も考えた。
これの答はスマートだ。

答:無、非、不、未

これは面白い発見だった。

■ 問:全部に共通してつく漢字は?

未、不、非、無

答:明

こんなことをふけるだけで一時間くらいなら余裕でつぶせる。
いつか子供ができたら俺オリジナルのクイズブックをつくって出題する。

そして「クイズに対して正解を出すのは及第点だが出題者の意図を超えるのが合格」
という教育をしたい。

糞やな奴に育つぜ!

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