2010.12.3
TATZUO OKAZAKI WINNTER GERIRA GIGU 2010
@ BICECHO SHINJUKU MINAMGUCHI
のみにいく相手が残業したために急遽開催されたTATZUO OKAZAKIのソロギグ。30分のショートギグだったが久々のTATZUOのソロライブの開催に会場のTATZUOも興奮を隠せなかった。
[SETLIST]
・クラムボン / ナイトクルージング
・YEN TOWN BAND / MY WAY
・shing02 / luv(sic)pt.2
・ミドリカワ書房 /馬鹿兄弟
・maroon5 / sunday morning
・THEE MICHEL GUN ELEPHANT /GIRLFRIEND
一曲目からいきなり濃いチョイス。静謐でメロウなナンバーをしょっぱなから全力で歌い上げるTATZUOに会場のTATZUOは早くも心をわしずかみにされた。
そして二曲目。自身の半生をふりかえるかのようにしみじみと歌うTATZUO。TATZUOのカタコトで拙い英語も逆に持ち味だよねーとTATZUOに感じさせる。
三曲目。今年逝去したNUJABESへの追悼のためのナンバー。
しかしトラブルが発生。
英語が難しすぎて歌えない。タモリのハナモゲラのごとく適当な英語になる。
このトラブルには以前も遭遇したことはあったが、「今年はいっぱい聞いたから歌えるようになっただろう」とタカをくくったのが災いした。
あまりにラップについていけないので途中で演奏中止するTATZUOに、会場のTATZUOも騒然。生兵法はケガのもとということわざのとおりかなり消化不良な感じになる。
煙草を吸うために休憩。
コーラを飲む。
気を取り直して入れた四曲目は日本語。リリックが素晴らしい。感情を込めて半泣きになりながら歌うTATZUOに落胆していたTATZUOもテンションを取り戻した。
そして、涙を拭いながら歌う「SUNDAY MORNING」MTVで放送されたライブの映像がながれる。ボーカルがカットされてない。事実上、夢の共演である。
演奏も歌もライブアレンジが入っていて多少の歌いづらさは隠せなかったが、会場の熱気は最高潮に。
ここでフロントからのコール。
「延長はなさいますか?」の問いに「いえ、しません」と言い放つTATZUO。会場のTATZUOにも残念そうな様子が伺える。
しかしラストナンバーを本気で歌いあげるTATZUOの姿にTATZUOはまたソロライブに来ようと思い、TATZUO自身もまたソロライブを開催しようと心に誓うのだった。今度はちゃんと長い時間で。
最高のギグだった。
(レポート/TATZUO)