思いついた言葉とかを携帯でメモに取る癖がついている。
今日、メールを整理していたら、今年の夏頃に書いた詩作がでてきた。
ただどういう精神状態で書いたものかが全く思い出せない。
つうか、なんかこえーよ
「緑風と橙」
川沿いを歩けば
草いきれのにおいで
八月を知る
斜陽にきらきら光るのは
おぼろげな昨年の風景橋の向こうから
むかつく顔のやつが
ガムを噛みながらやってきて
いよいよむかついて殴りたいお前は携帯でテトリスに夢中
お前は選挙にもいかないで
お前は犯罪者に怒りを覚えては
モバゲータウンに夢中
それだからそんな顔になる夕餉の匂いに胸もざわつく
郷愁の行方が気にかかる
蝉時雨
薫風も凪いで
伸びすぎた髪を知る部屋には
尻がある
つまらない女の
かたい尻がある
揉むも蹴るも嗅ぐも自由な
つまらない尻がある