大学の先輩の結婚式の二次会にいってきた。
久々に会う顔はどの顔も六年振りくらいの顔。
「いまなにやってるの?」と聞かれ
「サラリーマンだよ」と答えると、みんながみんなびっくりする。
俺はそんなに浮世離れした雰囲気だったのだろうか。
先輩には自主映画サークルの頃に非常にお世話になった。
現在も映像関係の仕事をしているらしい。余興として用意された映像に仕事をしている風景が流れたけど、その姿は非常にかっこよくおもえた。
苦労も色々あったんだろうと思う。
それは僕がうかがい知ることはできないけど、自分自身のポリシーとしっかり向き合う彼のスタンスはきっと変わっていないと思うので、きっと苦労もあったはずだ。
学生時代、先輩とはいろいろな話をした。先輩の話を聞くのが好きだったんだと思う。
思いくそ非難されることも批判されることもあきれられたこともあったはずだけど、今となってはあまり覚えていない。
あの当時、僕がこだわっていたものはなんだったんだろう。
玩具を与えられたがきんちょのように執着して、苦悶させたものはなんだったんだろう。ということを帰りの電車で考えた。
何かを話したり、伝えたりすることで、自分の形を認識しようとしていたのかもしれない。大概はから回りだったのだけど、それでも「岡崎おもろいなー」って言ってくれたり、先輩のように真っ向から向き合ってくれる人たちもいて、それは非常にありがたかった。
あの当時、僕がこだわっていたもの。
いまだにこだわり続けているもの。
よくわかんないな。よくわかんねーし、語るべきものでもないし。
そんな話はともかくとして、先輩の新婚生活が落ち着いた頃を見計らってまたゆっくり飲みたいな。
本当に末長い幸せを願っていますよ。