ラーメンを食べていたらふと、あることを思い出してむかついてきた。
その、あることというのは昔見た「ミスター味っこ」のことだ。
たしか、味っこがラーメンの大会に出た話だったと思う。決勝戦は味っこを含めた四者の対決となった。
調理タイムが終わり、審査員の試食タイムに入る。審査員たちは順番に四者のラーメンを食べる。1番目と2番目の奴らはひとくち食べただけで審査員たちからボロくそにDISられていた。
俺はこの時点でだいぶ腹が立った。「何様だ?」と。味皇ならまだわかるよ。皇なわけだし。
ただ、味皇の後ろ盾があるにせよ素人のくそ審査員がそんなにまで辛辣である必要があるのか?とそう思った。
3番目のラーメンは味っこの宿敵のものだった。これには審査員の誰しもが舌鼓を打った。
そして、予想外の展開が起こる。あまりのラーメンのうまさに審査員たちが3番目のラーメンを完食してしまったのだ。
味っ子が青ざめる。
ラーメンを一杯食べ終えたあとに味っ子の4番目のラーメンを食う余裕が審査員たちにあるのかという点だ。
これはかなりの不安要素だとおもう。
結果をいうと、そんな心配をよそに味っ子のラーメンは優勝した。
味っこ超すげえ。
これについて思ったことを書く。
「一口サイズにしろや」。
ばかか?このルールじゃ最後の奴らめちゃくちゃ不利じゃねえか。そんなことにすら配慮できない審査員たちに腹が立つ。
大会の実行委員たちに腹が立つ。なんだ?馬鹿なのか?
あとさ、ラーメンをつくる制限時間がいっしょでさ、審査員が食う順番が決まっているならさ、必然的に冷めるじゃん。伸びるじゃん。どうなってんだよ畜生。俺が参加者だったらぶち切れてるけどな。責任者でてこいよ。
そんな状況で優勝する味っこはほんとすげえけど。
このアニメを見て以来俺は料理の評論を生業にしている奴らが嫌いだ。こんなくそルールのくそ大会開催してるやつらは死ねばいいと思う。どれだけ馬鹿なんだ。くそ!
※ニコ動にアップされてた。
優勝したからいいものの、そんなふざけたルールに従って何も疑問を持たない味っ子も味っ子だ。きっとこいつは将来選挙とかいかない大人になる。
そうかんがえてたら、だんだん味っこもむかついてきた。
だいたいさ、たしか味っこの着ている服には青リンゴがプリントされてたと思うんだけどさ、あの青リンゴがくそまずそうなんだよな。あんなまずそうな青リンゴを服にデザインされてる奴の料理だよ。疑わしいよ。くそ!死ね!なんだあの服はapple storeで買ったのか?ヘイヘイヘイ!デジタルキッズじゃねえか。
ラーメンを食いながらふとそんなことを思い出したがばっかりに非常に機嫌が悪かった。
この怒りをラップにしたためてみた。
決められたルールという名のレールで
お前のソウルの在処を問う
お前味っ子、俺はドジっ子
レトルトひとつ満足にできねえ
このディスぶっちゃけただのひがみ
料理上手にぶつける俺の妬み
FUCKIN A SHIT 手際よいKIDS
溢れる嫉妬リリックに込める
分かると思うけどぶっちゃけ疲れてる。寝る。