しもきた

芝居を見に行った。

尾原さんといくみさんが出演ということだった。
いくみさんは大学時代の先輩で何年ぶりに演技をみただろう。5年振りか。

芝居の内容はわりかしシンプルなコントオムニバスだった。

客席はいっぱいだったけど、15分押すとどうにも苛立ってしまう。
まあそれで遅刻者がくる見込みなのだろうけど、開演遅延10分~15分の間に遅刻客はぜんぜんいなかったように思った。じゃあそれつまり観客のまたされ損じゃねえか、とか思った。
正直15分遅延は許容範囲外で、そういうのがあって開演した直後の作品内容に正面から向き合えなくなっている自分を自覚すると、ああ、まじで客はイラつかせないように気をつけよう。って思った。

たぶんあのひととあのひとが脚本で演出って言うのはわかった。
自覚的に動いてて、なにがやりたいことかが明瞭だったんだと思う。
初日というのもあってほかのキャストがその点でぶれているように思った。なんか、ビジョンがどこまで明瞭かどうかってすごい出るんだなあって思った。素敵な役者さんはいっぱいいた。

尾原さんはやせすぎるくらいやせてしまっていて最初だれかわからなかった。心配だった。顔色もなんか青かったし。
久々にあういくみさんは雰囲気も演技もあまり変わってなかったように思った。
「かわりばえのないえんぎで・・・」
みたいなことを言われたけど、よくよく考えたら俺いくみさんの出た芝居はコミカルなテイストのものしか知らないから、コミカルな演技しかみたことないや。ほかの芝居でも見たいな。

帰りに下北沢を歩いていると岡崎藝術座のキャスト3名と遭遇。
路上で1杯飲む。わあ、なんか経済的で悪くない。若干寒いけど。
ヤンキーみたいだけど。

トラウト・マスク・レプリカ Vol.2 
『パンドラ』
2009年9月25日(金)~26日(土)
会場/しもきた空間リバティ
作・演出/鶴巻尚子 UMA 中津川朋広


遅刻の件に付随して、疑問点を備忘。

この手のコントライブの制作力の弱さは疑問だったりする。制作は折込と受付に終始するのだろうか?稽古場ブログやcorichへの投稿もないところを見ると出演者のノルマで集客が賄われているんだと思うんだけど、それはつまり閉じてるってことなんじゃないか?とかそういうことを考えた。たぶんキャストの多くはアマチュアでアマチュアが閉じたらやべーとおもうんだけど、ここまで書いてなんか悪口とか陰口っぽくなってきたからやめるけど。

別にだめを出したいとかじゃなくて、スタンスの違う団体なんだろうなあということを思っただけ。でもやっぱ開演が15分押したのはむかついた。

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