某映像作家の友人とばったり遭遇して、話したことによると、彼は現在某商業映画の企画を任されているらしく、現在その構想を練っているということだった。
フリーの若手映像作家からプロに転向するまたとない機会に奮闘しているということだった。
しかし、現在、キャスティングは難航しているという。
彼が起用したい俳優のほとんどは、
●知名度が低く、話題性に欠ける
●知名度は高いが、スポンサー企業のイメージを崩す
その二点の理由でNGなのだそうだ。
「結局、知名度と企業イメージの顔色うかがわなくてはどんな大物監督であっても好きなものを撮れない。」
という現実に落胆しているようだった。
そこをなんとかしようとプロデューサーが海外にスポンサーを探しに行くと、外国はだいぶ前から日本映画は終わったものと認識しているらしく「日本の映画なんかに金
なんかださねーよ。馬鹿か―」といわれつづけているらしい。
そんな彼のかつてやっていた劇団が俺の人生を少なからず狂わせたのは確かなので、ちゃんと責任とりやがれ馬鹿。
彼を含め、俺の周りにいる人たちは少なからず、世の中よくしたいって思って暮らしていると信じたい。
創ることで、行動することで、世の中が少しでも面白くなったり、暮らしやすくなるんだと少なからず思っているということにしたい。
ミスチルだってそう信じて憂国の歌を歌ってたんだと思う。20過ぎて選挙も行かないで世界を憂いてばかりのやつに、そんなんになりたくはないな。
レーベルのHPを更新した。
名刺作成中。来週の会合に向けてなんとか体を整えておかないと。明日はなんかおもしろそうな打ち合わせ@下北。
よくする。
世界を、よくする。
少しでも。