よく電車内で平和祈念展示資料館の広告を目にします。水木しげる先生が絵を書いているあの広告です。
行ったことはないが、あの資料館には主に3つのコーナーがあるらしい。
ひとつめ
・海外からの引揚げコーナー
キャッチフレーズ
「日本の土を踏むまでは何としても生き続けるのよ」
わ。なんか、コーナーって感じじゃないな。キャッチフレーズって感じもしない。そんなコーナーなんて軽い言葉で取り扱っちゃいけない空気がある。
しかし、次のコーナーはさらににつかわしくない。
・戦後強制抑留コーナー
わー、コーナーって書くだけでクイズ番組の罰ゲームのようだが、よくよく考えるとこんなひどい罰ゲームはないだろう。だって「抑留」だよ?しかも「強制」で「戦後」ときた。ひどいな。もはや「コーナー」じゃないな。
そして3つめ
・恩給欠落者コーナー
もう夢も希望もないな!コーナーじゃねぇよ!渡辺正之とかナインティナインとか三宅裕司がさ、「恩給欠落者のコーナー!」なんて司会してる絵を想像して俺は電車の中でじだんだふんでます。はい。
しかし、これだけいつも広告を載せられるって、やっぱりお金いっぱい持ってる感じですね。財源はやっぱり戦没者遺族会なんだろうけどなんだかなあ…
つらい経験をしてきたことだけがアイデンティティーなあの方たちは銅にも苦手やね。
戦争を認識することは大切ではあるんだけど。