最近読んだ本。
げんげと蛙
自立日記
百年目の青空
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草野心平は昔から好き、句点打ちすぎだけど。子供向けの詩集だが100円で買えた。宮沢賢治と草野心平と高村光太郎は仲良しだったと聞く。もしかしたら、三人で天体観測にでも出かけたのかしら、光太郎のお弁当は智恵子がつくったから不細工なおにぎりで、中にはキムチが入っている。それを見た草野が「お前は今日から『高村キムチ太郎』だ!」なんて言ってげらげら笑う。賢治はもしかしたら自らの農園で栽培したマリファナを持ってきたかもしれない。みんなでブリブリにきまって満天の星空を見ながら口々に言う。
「わたしというげんしょうはゆうきこうりゅうでんとうのひとつのあおいしょうめいです」
「ぼくのまえにみちはない。ぼくのうしろにみちはできる。」
「ぎゃろわっぎゃわろっぎゃわろろろろりっ」
そんなことがあったかどうかは記録には残っていないが、なんとも素敵な三人だと思う。
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それにつけても辛酸なめ子。ひどい日記だな。
これくらいデリカシーもくそもないひどい日記が書けたら女性としては無敵だな。