●深夜、M下に呼び出され池袋ほたて屋へ。2時間くらい飲んだつもりが5時間飲んでた。カラオケに行って朝マックして帰る。
●T川とお茶をすする。そう言えばこいつとの付き合いも長いなあ。そんなことを考えつつ帰った。
●一睡して深夜に目を覚ます。刑事コロンボを見ているとYから詩が送られてきた。…朝4時だぞ…と、困惑していると電話がなった。そのまま3時間話す。恋愛だとか芝居だとか音楽だとか。7時、寝る。
●母親の再婚相手の息子(小6)になつかれている。俺に煙草を吸わせない。甘えん坊だ。反抗期が怖い。
●朝は自分の好きな色にみえた街が夕は嫌いな色に見えたりするのは、次に踏み出す足を迷っているからなのかしら。もう何度目かの東京の冬に未だに慣れない。あれ?かつては大丈夫なこともなかったっけ?
●明日で一年も終わりか。最低で最高な一年も終わり。でも実際は何も終わらないんですね。続きが続くだけ。
●凄い映画がテレビでやっていた。
「エスパイ」最高傑作だ。
超能力スパイたち「エスパイ」が敵である「逆エスパイ」(!)と戦うという話だ。
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先ずエスパイの面子が凄い。
加山雄三。藤岡弘、由美かおる、草刈正男。
そうそうたる面子だ。
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エスパイの主に使う能力は「透視」。カーテン越しの銃撃戦が素晴らしい。
因みに「テレポーテーション」は伝説の能力である。
空中をそうやすやすと飛ばないのが何とも渋い。
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由美かおるが敵に捕らわれて洗脳されてしまったシーンに驚愕した。
敵に洗脳された女はどういう行動に出るか。
黒人と踊るのだ。
…何故だ。何故黒人?何故踊らせるんだ敵は。うーん深い。
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苦戦するエスパイたち。気を失った藤岡弘が眠りから覚めるシーン。
上官「目が覚めたか。お前が眠っている間に師匠がきてくれた。」
(師匠が現れる)
藤岡「し、師匠!」
師匠「今朝、山から下りてきた。」
山から!超能力者も山にこもるのか。そうか、そりゃそうだよな。
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敵の策略でエスパイ一向を乗せた飛行機が墜落しそうになる。そこで師匠が能力を使って飛行機を浮かす。助かった!師匠!ありがとうございます!
振り向くと師匠は死んでいる。
どうしたんですか!?能力を使い過ぎたんですか!?
「…寿命だ。」
寿命かよ!!さっきまで全然元気だったのに…。
全く油断ならない映画だ。
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そしてクライマックス。
藤岡弘が言う。
藤岡「超能力が何なのか、俺にははっきりと分かった!今はっきり分かった!超能力は……愛だ。」
古今東西のサイキックサスペンスにおいて、こんなに素晴らしい台詞は聞いたことがない。
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その他、予定調和で何となく死ぬ敵や何やらまったく飽きない。
エスパイ。深い深い過ぎる。