金がそんなにあるわけじゃないのに帽子を勝ってしまった。とほ。後輩M原とカラオケに行ってお好み焼きを食べる。I藤とI本とファミレスで妄想で遊ぶ。お題、恋人たちはどう戯れるか。
「ひとつのポッケにふたりで手を入れるんだよ」
「東京タワー行くんだよきっと」
「ピアス選びあうんだよ」
「むしろピアスを開けあうんじゃない?」
「水の張った浴槽に相手の首を突っ込んで溺死寸前に持ち上げるを繰り返す」
「あったかいふとんでねーむるんだろな。」「すねを蹴りあう。」「名前は美幸がいい。」
「すみません。ミラノ風ドリアひとつ。」
「キスっていいよね。」
「民営化!民営化!」
こんな感じ。どうせいつも馬鹿ばなしですわ。寒さの中、帰宅。
ああしかし、ずっとずっと凍傷のように言いしれぬ瘡蓋が離れません。赤黒く、微熱をもってくすぶるんです。
しかし、ここのところ。良い夢ばかり見る。なぜか、良い夢ばかり見てるんだ。