○後輩たちを連れて夕食を食べる。
○夜の12時からねえちゃんとお茶をし、その後カラオケをし、公園で休んだ後、ドンキホーテで物件探し、朝ごはんにうどんを食べ、ブックオフで古本をあさる。お茶をするつもりが別れたのは昼の12時だった。自由だなあ。
寝つきが悪いので三時間だけ寝た。
彼岸に入り夜は一層深みをまし
白く華奢な僕の腕が街灯に照られて浮かぶ
ああきっとあの町は尚更に暗く沈み
今更にへばりついた穏やかなにおいよ
水彩の絵画を描くように
日常は現在此処に在る事物を塗りつぶしていく所作なのだ
変わらずそこに在るものは昨日より色濃くなり
忽然と消失したものはだんだんに霧状にぼやけて行く
今年の季節もまた
彼岸に入り夜は一層深みをまし
相変わらず
僕は真空で呼吸を手繰るちいさなさかなのようである
―「彼岸」