福本伸行×かわぐちかいじ「生存-life」読了。
漫画喫茶の一席で声をあげてなく。
俺はミステリーをあまり読まない。
「連続殺人事件」とか、「密室トリック」とか、それに至る犯人の心境に共感できないことが多いし、壮大なトリックに眼からうろこが落ちることはあっても、あくまでもフィクションな感じがどうも・・・。そんなこんなで、「金田一」「コナン」「左近」は中学のときに古本屋に売り払ってしまった。「探偵学園Q」は読み飛ばすし。
ちなみに「脳噛ネウロ」はファンタジー過ぎてすきかも知れない。多分打ち切りだと思うけれど。
で、「生存」だけど、かわぐちかいじの絵の質感がどうも泣かせる。生々しくて。
つうか、ミステリーって言うか、これ違うね。物語のテーマが「トリック」とかじゃなくって「絆」ってところにある時点で。
心揺さぶられる謎解きだったわけです。
読んでから放心して帰り道でまた1時間半迷う。