歩く。馬場から大久保。
山手線。大久保から池袋。
歩く。池袋から馬場。
馬場から早稲田。
早稲田から馬場。
馬場から目白。
歩いた。ふひー。
ちかれたちかれた。
歩くことはいい。健康にいい。風景が時間で変遷していくのと同じスピードで新しい風景がやってくる。斜めのフェードライン。歩くリズム。自分の歩行のスピードは至って鼓動のスピードと共鳴する。歩く。進む。もう気付いたらこんなところへ来ている。ああここは大久保の韓国料理屋。ああここは池袋の繁華街。ああここはいつものサイゼリア。アウトサイダー。いろいろあってその都度いろいろしてそしていろいろ思う。それがすべてだ。七草粥こそ無いが。ウイスキーは自分を幸福にしてくれる。
歩く。
ザ・グローバルスタンダード。
誰もが共感できるクオリティ。それでいて丁寧な構成。絶対的な説得力。
ううむ。すんげー。思うに「こどもと魔法」っつうのは子供特有の無垢と夢想を謳っているのかもな。そんな一枚だと思いました。