世界ふしぎ発見のロケに行く。白虎隊の役と外人の役で、まあ自害してきたわけだけど、傘のせいでおそらく顔も映っていないだろうし。楽しかったけれど、取るに足らない話題だ。
なにより眠い。始発で出発したのだが、寝坊が怖くて徹夜していったのだ。
ふとんに入るのが快楽やね。
わけあって。いや、わけは無いが、煙草を買えることにした。
そっちの方が美味しいと感じるようになったから。
けれど、LARKとラッキーストライクをいままですっていたのだが、この銘柄にしたのが高校二年のときだったから、四~五年間連れ添ったわけだ。
ところで、煙草の扱いは恋人の扱いに反映されるらしい。ほんとかな。
俺は、LARKとラッキーストライクで二股かけつつ、そのどっちもが無かったらとっかえひっかえ喫いまくっていたわけだから、いわば、「誑し」なわけだ。しかし、これからはハイライトになった。さようならだ。
さて、ハイライトが生活に定着して、数年が過ぎた後に、LARKを吸うことがあったなら、俺は17~21までの歳月を追想するんだろう。(現に、キャスターを吸うと中学生を思い出す。)そのとき、始めに思うのは、いったいどんなことなんだろう。