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Tatsuo Okazaki

BIO

1983年埼玉県生まれ。法政大学文学部中退。舞台や音楽作品のプロデュースを行う傍らグラフィックデザイン、WEBデザインを学ぶ。NEC系基幹システムのエンジニアとして勤務した後、2012年よりベルリンに約2年遊学し、デザイナーとして独立。帰国後、フリーランスのデザイナーとして活動する傍ら、tribes20デザインスクール講師としても勤務。朝日埼玉文化賞(詩部門)を最年少で受賞。

Blog electrongirl

idea

人間がものをつくるときに、意識的にも無意識的にも「はみ出す部分」が面白い。
譜面を演奏する音楽の正確さに心は踊らない。感情で揺れる作用と、精密な技術の隙間に「人間」を感じるし、そこにいちばん気持ちいい「うまみ」が詰まっている。
そんな、はみ出すこととか、どうしても出てしまう人間味に価値を感じる。

自分の置かれてる立場からいえば「きっちりつくる」は基本だけど、どんな仕事にもこちらの裁量で好きにやっていい余白の部分があって、そこを何で埋められるかに職人的なはみ出しが期待されていて、アイデアとテクニックが問われている。

いろんな人の「俺これやりたいんだけど」っていう欲求に「いいすね」と言うのが仕事だ。
はみ出したアイデアを持ってしまった人の、そのはみ出しの部分が、どう成長を遂げていくのかを見届けたい。
誰もが持つ大なり小なりの畸形の部分を、失くすよりも、育てる方向に社会がシフトするにはどうしたらいいかを考えている。

(2014年05月05日の手記)