『いつまでも私たちきっと違う風にきっと思われていることについて』


The end of company ジエン社
『いつまでも私たちきっと違う風にきっと思われていることについて』
(ロロ「いつだって可笑しいほど誰もが誰か愛し愛されて第三高等学校シリーズ」)
脚本・演出 山本健介

2016年7月20日(水)~25日(月)
会場・アーツ千代田3331 B104

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出演
伊神忠聡 児玉磨利 佐竹奈々
高橋ルネ 松本芽生 本山歩

スタッフ
【音響協力】田中亮大
【照明協力】みなみあかり(ACoRD)
【衣装】正金彩・原田つむぎ 【宣伝美術】サノアヤコ
【総務】吉田麻美【制作】elegirl

主催・The end of company ジエン社
原案/協力・ロロ

チケット
ご予約 2500円
当日券 3000円
※高校生以下無料
(要予約・受付にて学生証のご提示をお願いします)

チケット発売 2016/05/20

あらすじ

いつだって可笑しいほど誰もが誰か愛し愛されて第三高等学校の二階校舎の教室の窓際から、机四つ分離れた廊下側に、茉莉の席はあった。茉莉は授業中、机につっぷして寝ることが多くなった。
次の休み時間、誰に話しかけたらいいか。
瑠璃色のことを、ちょっと違うんじゃないかと思ってスルーして以来ケンカのような感じになってしまって、もうそれだけで、教室がまるで口をぱくぱくした金魚のような空気の薄さだ。
将門君が今日から五日間学校にいない。キンシンなんだそうだ。なんでもこの間真夜中の学校に忍び込んだのがバレたらしい。小学生かよ。どうやらいつもいる楽と朝ちゃんとと一緒に忍び込んだのに、ちゃらちゃら明るい将門君だけ目をつけられてキンシンになったというウワサ。あの幼馴染の三人はいつも一緒にいて何やってるんだろう。
それを、カーテンにまみれて遠くで見ていた私は、それだけでいいなあとか思っていて。見れば見るほど、将門君と朝ちゃんは皆とは違う風だと思った。べっかくだ。だから楽と朝ちゃんが付き合うんじゃなくて、将門君と朝ちゃんが付き合えばいい。楽に朝ちゃんは似合わない。単に幼なじみ、っていう言い訳で、彼氏彼女とかになんないでいてほしい。楽は自分の話しかしない。楽は自分の好きな映画の話とか、漫画の話とか、しかもそれ、他の人が知ってるような漫画や映画じゃないから、話しても全然つまらない。何回話しかけても、楽は自分まみれ。楽なんて全然興味ない。

その時。タッタッタッと、廊下を走る音。そして違う風。

私たちとはまるで世界観の違う人が、私に、茉莉に、「いつ高」の生徒に、話しかけてくる。

いったい、どう話しかけてくるんだろう。

ファンタジーでなければならない。
違う風に思われている私たちが、知らない誰かに関わるとき。
ファンタジーを、信じなければならない。

カット・山本善々(twitter)
グラフィッカー・エロ漫画家
1991年生まれ。早稲田大学文化構想学部卒。早大いじけっ子漫画集団出身。
企業のイメージキャラクターや18禁ゲームのグラフィック等キャライラスト・エロ漫画を中心に活動中。
メール : dekapoi(at)yahoo.co.jp

会場・アーツ千代田3331 B104

公演日程


受付開始は開演の40分前、開場は20分前。
上演時間 60分+舞台準備時間10分

劇後解説

20日19時20分回と23日16時20分回に、劇後解説を行います。
本編の終了後、脚本・演出の山本健介がゲストと共に本作について語ります。
各回約20分ほどの予定です。

20日19時20分回
「いつ高 原案者に聞く。」
ゲスト 三浦直之(ロロ)

 「いつ高」原案者にしてロロ主宰の三浦直之さんに、「いつ高」シリーズについてや、高校生について、そして、はじめて表現に触れる人について、劇を作る人はどう考えたり、どうかかわっていくとよいのかどうかなどお伺いする予定です。

三浦直之(ロロ)
ロロ主宰。1987年生まれ。宮城県出身
2009年「家族のこと、その他たくさんのこと」で王子小劇場「筆に覚えあり」に史上初入選。
同年、主宰としてロロを立ち上げ、以降全作品の脚本・演出を担当。

23日16時20分回
「高校演劇必勝法を考える。」
ゲスト てらしましめじ

ゲストのてらしまさんは現役高校生でありながらユニットを持ち、さまざまな活動をなされています。本作を高校生という立場から解説していただくと同時に、「高校演劇の大会を勝ち抜く方法はあるのか?」などを考えていく予定です。

てらしましめじ
都内在住高校2年生。演劇ユニット コンペイトウ主催。
脚本演出を手掛ける。高校演劇から商業演劇まで様々な作品を観劇する。

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ロロ

2009年より東京を拠点に活動する演劇集団。
漫画・アニメ・小説・音楽・映画などジャンルを越えたカルチャーをパッチワークのように紡ぎ合わせ、様々な「出会い」の瞬間を物語化しながら演劇の枠を拡張した活動を展開。
三浦直之・初監督映画『ダンスナンバー 時をかける少女』(製作:ロロ)がMOOSIC LAB 2013 準グランプリ他3冠を受賞。
あうるスポットシェイクスピアフェスティバル2014『ロミオとジュリエットのこどもたち』(作・演出:三浦直之)ではロロメンバー出演をはじめ、CM、ドラマ、映画など各方面でも活躍中。
2015年より、高校生に捧げる「いつ高シリーズ」を始動。全国高等学校演劇コンクールのルールにのっとった60分の連作群像劇を上演し、戯曲の無料公開、高校生以下観劇・戯曲使用無料など、高校生以下ティーンに向けた創作をしている。
代表作は『いつだって可笑しいほど誰もが誰か愛し愛されて第三小学校』『朝日を抱きしめてトゥナイト』『ハンサムな大悟』など。

ロロ 公式サイト http://lolowebsite.sub.jp/
「いつ高」シリーズ http://lolo-koko.com/

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