フォントの類別

フォント、大まかな分類

1 明朝体

中国の書から生まれ、ヨーロッパの印刷技術とともに日本に伝来してきた。日本に入ってきたタイミングで仮名文字を加えて独自の発展をした書体。
基本的に横画が細く、縦画が太い。跳ねや払いは様式化して残っている。毛筆を彫刻にする過程で生まれた。
仮名文字は、毛筆の部分が顕著に残っていて、漢字よりも自由度が高い。
ゆえに、明朝体の特徴は仮名に出ると言っていい。

点・肩うろこ・横始線・左払い・右払い・など

1-1 明朝体-レトロ系

インク溜りなど、どことなく人間味を感じさせる傾向がある。

1-2 明朝体-ベーシック系

現代的にすっきりとデザインされている。

1-3 明朝体-アップデート系

メディアの進化と同じく進化しデバイス上での読みやすさに重点をおいて切開された・

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うろこそれぞれのフォントのうろこに注目すると、柔らかさや硬さの判別の基準になる。
また、文字の中にある空間「ふところ」の大きさに注目すると、広い書体は明るく、小さい書体は引き締まった印象になる。
・懐の広い書体「黎ミン」
・懐の小さい書体「游明朝」

仮名文字に現れる特徴は筆先が特徴
・筑紫Aオールド 筆先が次の角までつながる
・凸版文久明朝 起筆や跳ねにアクセントがある

2 ゴシック体

基本的にシンプル。明朝体の跳ねや払いは同じ太さでまとまっていたりする。
特徴を捉えるのは難しいが曲線のソリや、直線の垂直・水平などに顕れる。またアクセントがあるものもある。

2-1 ゴシック体-レトロ系

線の中に抑揚が見られることが多い。
筆の流れを多少意識されている。

2-2 ゴシック体-ベーシック系

活字時代の骨格をもとに新たに再設計された形。

2-3 ゴシック体-アップデート系

水平・垂直志向。
図形的な進化をしていて、ユニークなものが多い。

3 丸ゴシック体

ゴシック体の角を丸めたものが多い。骨格をそのまま引き継いでいるのもある。

4 毛筆・硬筆体

隷書・行書・草書など、毛筆や硬筆の書写を基に作られているフォント。
楷書体は中でも頻度が高く、明朝体の図形的な部分が自然な流れで作られている。
中国の木版印刷ノフォント宋朝体も人気がある。
勘亭流や寄席文字などは江戸時代の町人文化を象徴するような大胆な筆文字を意識している。
毛筆のダイナミックな部分を生かしたフォント。

5 その他デザイン書体

(以降随時更新)